【在宅医療】
1,在支診及び在支病による地域連携等の推進
機能強化型の在支診及び在支病について、市町村が実施する在宅医療・介護連携推進事業等において在宅療養支援診療所以外の診療所等と連携することや、地域において24時間体制での在宅医療の提供に係る積極的役割を担うことが望ましい旨を明記
機能強化型在支病において後方支援機能を強化する観点から、後方ベッドの確保の上在宅患者の緊急入院受入又は地ケア1又は3の届出を要件に組み入れ
2.外来から在宅への切れ目のない在宅医療の推進
通院患者のスムーズな在宅医療への移行を推進する観点から、外来在宅共同指導料を新設
従来の継続診療加算を名称変更した上で、地域の医師会又は市町村が構築する当番医制等に加入し、市町村・医師会と連携して、必要な在宅医療体制を確保した場合の評価として、在宅療養移行加算を新設
3.小児の在宅医療の評価
在宅医療における小児がん診療のニーズが高まっていることを踏まえ、在宅がん医療総合診療料について小児に係る加算を新設
【訪問看護】
4.利用者が安心して24時間対応等を受けられる体制整備の推進
訪問看護ステーションにおける業務継続に向けた計画等の策定、研修の実施、訓練(シミュレーション)の実施等を義務化
5.専門性の高い看護師による訪問看護の評価の推進
専門の研修を受けた看護師が、専門的な管理を含む訪問看護を実施する場合の評価を新設
6.退院支援の見直し
退院日に看護師等が長時間の退院支援指導を行った場合の評価を新設
7.遠隔死亡診断の補助の評価
医師が行う死亡診断等について、ICTを活用した在宅での看取りに関する研修を受けた看護師が補助した場合の評価として、訪問看護ターミナルケア療養費に遠隔死亡診断補助加算を新設