妊娠・出産・育休の不利益な扱いについて

①妊娠中・産後の女性労働者が

・妊娠・出産したこと

・母性健康管理措置をうけたこと

・産前・産後休業を請求、取得したこと

・軽易な業務へ転換を請求・転換したこと

・育児時間を請求・取得したこと

・つわり・切迫流産などで仕事ができないこと・労働能率が低下したこと

などの事由を理由で・・・

②子供を持つ労働者が

・育児休業

・短時間勤務

・子の看護休暇

・時間外労働の制限

・深夜業の免除

などを請求や取得した事由を理由で・・・

＜不利益な取り扱い例＞

・解雇

・雇止め

・契約更新回数の引き下げ

・退職や正社員を非正規社員とするような契約内容変更の強要

・降格

・減給

・賞与等における不利益な算定

・不利益な配置変更

・不利益な自宅待機命令

・昇進・昇格の人事考課で不利益な評価を行う

・仕事をさせない、もっぱら雑務をさせるなど就業環境を害する行為をする

妊娠したこと、出産したこと、育児休業を取得したこと等を理由に解雇、雇い止め、降格などの不利益な取り扱い（いわゆるマタハラ）を行うことは違法です。

※妊娠、出産、育児などでは、周囲の協力が必要です。

よく、上司や家族と相談しましょう。