訪問看護のBCP
2026年1月21日

訪問看護のBCPとは?

BCP(事業継続計画)

1. 訪問看護にBCPが必要な理由

訪問看護は災害・感染症時でも

• 利用者の生命・安全に直結

• 職員が単独行動・移動前提

• 医療・介護資源が逼迫しやすい

➡️ そのため 医療BCP+在宅特性 を踏まえた計画が必須

※ 介護保険事業所は BCP策定が義務化 されています

2. 訪問看護BCPの基本構成(ひな型レベル)

基本方針

   • 災害・感染症発生時も「最低限の訪問看護を継続

• 利用者の安全確保と職員の安全を最優先

想定リスク

最低限この3つは必須です

区分

具体例

自然災害

地震・台風・豪雨・大雪

感染症

新型インフル・新型コロナ

事業停止

停電・断水・通信障害・人員不足

優先業務の整理(最重要)

全利用者を同じ対応にしないのがポイント

利用者区分例

A:最優先

• 人工呼吸器、在宅酸素

• 褥瘡・点滴・終末期

B:優先

• 状態不安定、医療処置あり

C:一時中止・代替可

• 生活支援中心

➡️ BCPには 利用者リスト(優先度別) を必ず作る

職員の行動ルール

**「誰が・いつ・何をするか」**を明文化

例:

• 出勤可否の判断基準

• 自宅待機・直行直帰の条件

• 管理者不在時の代行者

• 家族同居職員への配慮

連絡・安否確認体制

• 安否確認方法(LINE/電話/災害用伝言板)

• 連絡が取れない場合のルール

• 管理者 → 職員 → 利用者 の連絡順

📌 紙でも残す(停電対策)

物資・備蓄

最低3日分(可能なら7日)

• 手袋・マスク・ガウン

• 消毒液

• 訪問看護記録の控え

• 利用者別医療情報(紙)

他事業所・関係機関との連携

• 医師

• ケアマネ

• 他訪問看護

• 行政(保健所・市町村)

➡️ 事前に連携先一覧をBCPに記載

3. 感染症BCP(必須)

災害BCPとは別立てで作るのが基本

必須項目

• 発生時の指揮命令系統

• 職員の就業制限基準

• 防護具着脱手順

• 陽性利用者訪問時の対応

• クラスター発生時の縮小運営

4. 実地指導で見られるポイント(重要)

よく指摘されるのは👇

• BCPが現場で使えない

• 優先利用者が抽象的

• 職員が内容を知らない

• 訓練をしていない

➡️ 年1回以上の 研修・訓練記録 が超重要

5. 「使えるBCP」にするコツ

• 分厚くしない(20〜30ページ以内)

• チェックリスト形式にする

• 職員が5分で理解できる

 

ご相談は

株式会社BgAまで

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